銀行の紙通帳が有料化に??WEB通帳は無料みたいだけれども、なんだかWEB通帳にするのも不安です。
ずっと紙通帳を利用していた人にとったらいろいろ不安ですよね。
2021年4月以降新規で紙通帳で口座開設する場合は手数料および管理手数料が発生するようになりました。これは一部の銀行ではありますが、今後もこう言った銀行が増えてくるのはないでしょうか?
今まで無料たっだのが有料になるとなると、紙にしようかWEB通帳にしようか迷いますよね。
そして、主に紙通帳を利用していた人やインターネットネットに慣れていない人取ったらWEB通帳を利用することが不安になるのではないでしょうか?
WEB通帳に向いている人・向かない人はそれぞれいますが、
今後主流になるであろうWEB通帳を知っておいて損はありません。
WEB通帳のメリット・デメリットからWEB通帳の概要・Q&Aなどをまとめてみましたので、
参考に読んでみてください。
WEB通帳のメリットデメリット
それでは早速、WEB通帳のメリットデメリットをみていきましょう!
WEB通帳のデメリット
- ネット環境が無いと利用できない。
- 取引内容の参照期限がある。
- IDやパスワードの管理が必要になる。
ネット環境が無いと利用できない。
WEB通帳はインターネット上で確認をするので、携帯やパソコン等でネット環境を作る必要があります。
インターネットが出来る携帯を持っていなかったり、家にネット環境が無くてバソコンでネットに繋げられない場合はWEB通帳は利用できません。
取引内容の照会期間がある
紙通帳ならば記帳してしまえば、通帳を捨てない限り取引の履歴を追うことが出来ます。しかし、WEB通帳には照会できる期限が設けられています。
その為、履歴を残したい場合は印刷して置くか、データに落として保存して置く必要があります。
とは言え、長い所では照会期間30年とありますが、1年後ごとにデーターを保存するのがよさそうですね。
銀行 | 参照可能期間 | 備考 |
三井住友銀行 | 30年間 | 2019年10月以降の明細のみ |
りそな銀行 | 13か月 | |
三菱UFJ銀行 | 25か月分 | |
みずほ銀行 | 10年間 | みずほダイレクトから申込 |
銀行によって参照可能期間が大分差がありますね。
IDやパスワードの管理が必要になる
自分のページにログインする為にIDやパスワードが必要になりますのでセキュリティの為に定期的にパスワードを変更したりする手間が掛かります。そしてパスワード忘れなんかも不安材料になりますね。
WEB通帳のメリット
いつでもどこでも口座取引内容が確認できる
ネット環境さえあればいつでもどこでも銀行サイトやアプリで残高や取引明細を確認することができます。
紙通帳の管理の必要がない
WEB通帳の最大のメリットがこの通帳管理です。
通帳の紛失や盗難の恐れはないですし、何と言っても記帳、通帳繰越、通帳の保管は何気に手間ですよね。
特に通帳で磁気不良になって通帳がATMで使えなくなった場合は、銀行の営業時間内に窓口で直してもらうしかないので更に不便です。
また、取引をネットバンキングしている人はならなおさら通帳の必要性を感じないのではないでしょうか?
ソニー銀行や楽天銀行といったネットバンクは紙の通帳はありません。
私もネットバンキングを使用していますが、通帳がなくて不便に思ったことは一度もありませんね。
取引で優遇されることがある
一番わかりやすいのがネットバンキングでの振込手数料が安くなります。
振込手数料は一般的に窓口>ATM>ネットバンキングで安くなります。
紙通帳でもネットバンキングで振り込み等もできるので振り込み手数料の安さはWEB通帳だけのメリットだけではありません。
その他にもWEB通帳にすることで優遇される事をいくつか挙げてみます。
・預金残高によって金利が高くなる
10万円未満、10万円以上、100万円以上、1,000万円以上の4段階の金利
(りそな銀行 TIMO口座)
・SMBCダイレクトからの振込手数料が他行でも0円
アプリやWEBからの口座開設した方限定のキャンペーンです。アプリやWEBから口座開設すると自動的にWEB通帳になります。
(三井住友銀行 キャンペーン期間2021年4月1日~2022年3月31日まで)
取引内容をデーターに落とすことができる
殆どがcsvデータに落とす事ができます。エクセルで家計簿をつけていたり、個人事業主でクラウド会計を利用している人はデータを活用すす事ができまふね。
また、取引内容を印刷した紙ではなく、データで残したい場合にも役に立ちます。
WEB通帳について
近年、各業界でペーパレス化が進み、銀行でも紙の通帳からWEB通帳への切り替えを推奨されるようになってきました。
三井住友銀行では年間400万冊発行されており、それらを積み重ねると富士山2個分を超える高さになるようです。そうきくとWEB通帳にするだけで紙の削減もできて環境保全にもつながりますね。
ここで基本的な事ですが、紙通帳とWEB通帳では何が違うのか?
正直ほとんど変わりません。取引明細を紙で見るか(紙通帳)、携帯やパソコンの画面で見るか(WEB通帳)の違いだけです。WEB通帳に関して言えば、取引明細画面を印刷してしまえば紙通帳と全く一緒です。
また各銀行でも名称が若干違いますので紹介しますね。
三井住友銀行 | WEB通帳 |
三菱UFJ銀行 | ECO通帳 |
りそな銀行 | TIMO(インターネット通帳) |
みずほ銀行 | みずほダイレクト通帳 |
WEB通帳に向く人・向かない人
正直、WEB通帳は万人受けすとるとは思いません。
実際に、三井住友銀行は18歳未満と75歳以上は紙通帳で口座開設しても利用料徴収者の対象外としています。
これはあきらかにWEB通帳での利用が難しいと判断したからと思います。
そのような点も踏まえWEB通帳に向く人・向かない人を上げていきます。
WEB通帳に向かない人
- インターネットに不安を感じている人
- 携帯やPCの取り扱いに不安がある人
- 紙通帳を残しておきたい人
- ネット環境が身近にない
WEB通帳に向いていない人をいくつかあげましたが、簡単に言ってしまえば取引明細の確認がWEB上でしかできなくなるので、それに対応できない人は向いていないといえます。
例えば高齢者になればなるほど携帯やPCでの操作が分からなかったりする事も多いので向いていませんね。
また、根本的な問題ですが、ネット環境がなければ銀行にアクセスすることも不可能ですので向いていません。
WEB通帳に向いている人
- 紙通帳にこだわっていない人
- 気軽に取引明細を確認したい人
- 紙通帳の管理が面倒たと思っている人
簡単に言ってしまえば紙通帳に必要性を感じていない人はWEB通帳に向いていますね。
みなさんも一度振り返ってみてください、自分の通帳をいつ見ましたが、何に利用しましたか?
おそらく大抵の人は現金の引出はATMでキャッシュカードを利用するでしょうし、そもそも銀行の営業時間内に行くことができないと思いますので通帳を使うことはあまりないと思います。
また既にインターネットバンキングで取引している人もWEB通帳でよいのではないでしょうか?
紙通帳でもインターネットバンキングで振込や取引の照会をすることができます。
私もそうですが、振り込みは全てインターネットバンキングでしていますし、
現在はキャッシュレス時代なので現金を引き出しする事も少なくなったので銀行に行く機会がほとんどありません。
そのため、記帳や繰越のために行くのは億劫ですね。
WEB通帳のQ&A
これからWEB通帳にしてみようかな?と思っている人のために疑問に思うそうな点をまとめてみました。主要都市銀行の4行につて回答いたします。
変更は可能ですが、銀行窓口に行かなければならないのが面倒ですね。
Q.通帳のコピーが必要な場合はどうしたらよいのか? |
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A.りそな以外は通帳イメージまたはそれに代わるものを印刷することができます。詳しくは⇒へ各銀行サイトに飛びます。 三井住友銀行⇒⇒ 三菱UFJ銀行⇒⇒ みずほ銀行⇒⇒ りそな銀行⇒⇒ キャッシュカードがインターネットバイキングの画面で代用 |
通帳のコピーを添付してくださいと言われる場合がありますが、
大丈夫です。それに代わるものがしっかりと用意されていますね。
Q.WEB通帳にしなかった場合、つまり紙通帳の場合はどのような費用が掛かりますか? |
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A.4行それぞれ違っていますので簡単に説明します。※新規で口座開設した場合のみ 三井住友銀行:紙通帳利用手数料として550円/年間 詳しくは⇒⇒(銀行HPへ) 三菱UFJ銀行:無料 りそな銀行:無料 みずほ銀行:1100円/冊 ※1冊あたりなので繰り越しも場合も1100円かかります。 |
三菱UFJとりそな銀行はまだ無料ですが、将来的にはどうなんどうでしょうか?
ペーパレス化の中でWEB通帳にしてもらうように紙は有料化になっていきそうですね。
WEB通帳のまとめ
私はWEB通帳の推奨派です。
正直、取引明細を確認できれば通帳は不要と思っています。
昔の通帳を見返すことはありますか?
私は家計簿をつけているので、家計簿をつける時に確認する以外に通帳を見返すことはほぼありません。それに繰り越した通帳・・・処理に困ります。
働いていたら銀行の営業時間内に行くことも難しいです。
その点、WEB通帳は、いつでもどこでも簡単に取引内容が確認できる、通帳の管理が不要になる。
私にはメリットしかありません。
また、WEBと聞くだけで不安になる方もいるかもしれませんが、WEB通帳は紙の通帳がなくなっただけで、今まで通りATMなどでキャッシュカードを使って引き出しや振り込み方法など紙の通帳の時と何も変わりません。
しかしながら、自分が年を取って携帯やPCの操作ができなくなったり、物忘れが多くなったら紙通帳に戻すと思います。
このように、自分の状況に応じで紙やWEB通帳を使い分けたらよいのではないでしょうか??
それにしても本当に便利な時代になりました。
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