ナスに黒い点が!周りも少し茶色い!食べれる?食べれない??

料理関係

ナスを切ってみたら、あれれ??
黒い点が・・・・・。周りも少し茶色いぞ!!

黒い点は何となく種って分かるけれども
茶色くなってい部分ってたべて大丈夫なの??
・・・って思ったことはありませんか??

買ってきたばかりのナスなのになにこれ?
って思って捨てたりしてませんか??

野菜の多くは消費期限が表示されておらず、
自分の判断で消費することになりますから
心配ですよね。

今回はこのナスの黒い点や茶色い部分について説明していきます。
結果から言ってしまうと食べても大丈夫なんですけどね!!

ナスの黒い点・茶色い部分のなぜ

まず、新鮮なナスの切り口は白くて、
種もクリーム色で目立ちません。
皮にもハリがあります!

では、ナスの黒い部分と茶色い部分は何なんでしょう??
これは種や実が変色したものです。

ではなぜ変色してしまったのでしょう?

■ナスの黒い点は【種】

みなさんのご想像通りナスの黒い点は【種】です。
虫ではないので心配しないでくださいね。

ではなぜ黒くなってしまうか?です。
それは劣化が始まった・鮮度が落ちてきた証拠です。

鮮度が落ちてくると種は茶色くなり
さらに落ちると黒くなります。

ナスは鮮度が落ちるスピードが速いので、
スーパーから買ってきてその日に料理しようと
思って切ってみたら種が真っ黒!!
なんて事もたまにありますよね。

ナスは早めに消費するに限ります!!

■ナスの種周りが茶色くなった部分

実の部分が茶色くなっていたら心配ですよね。
これは低温障害が起こったからです。

夏野菜のナスは寒さに弱い野菜です。

低温で保存し続けると、呼吸が出来なくなって
変色してしまうのです。

この現象はきゅうりなどでも見る事があります。
きったら微妙に茶色い!
低温障害ですね。

なので寒さに弱い野菜は新聞紙に包んだりして
保存するのか良いです。

変色してしまったナスは食べれるの??

冒頭でも書いた通り、変色してしまっても食べれます。

種が黒く変色したくらなら全然OKです。

難しいのが茶色く変色した場合です。
ナスが腐っても茶色く変色します。

低温障害で茶色く変色しているのか
腐って変色しているのか、判断に困った時は
食べずに処分しましょう。

腐って変色している場合は、
変色の程度も酷いと思いますし、
皮がブヨブヨだったり異臭がする場合は、
ゴミ箱行きです。

次の写真くらいの茶色く変色しているのは
低温障害によるもので、まだ食べる事が出来ます。

でも、傷んできているので
早めに消費する必要アリです。

ここまで種が黒く変色しても
実の部分が茶色く変色しても、
食べれると言ってきました。

しかし、変色していない新鮮なナスに比べたら
えぐみや苦みが増すなど、味・食感は確実に落ちます。

そこで、変色してしまったナスの適した料理を
少し紹介したいと思います。

漬物など食感を味わう料理には適しません。
黒い点があったら見栄えも悪いです。
なので基本的には濃い味付けの料理になります。

■カレー
 野菜カレーとしてナスを入れてもおいしいです。
 黒く変色した種も全く分かりません(笑)

■マーボーナス
 種が黒くなったナスを使って料理しました。
 おいしくいただけましたよ!!

■お味噌汁の具
 お味噌汁にいれて溶けるくらいまで
 煮てしまいましょう!!

その他ナスの雑学

余談でナスの雑学をいくつか紹介したいと思います。

■ナスを切ってそのまま置いておくと切り口が変色する理由
 ナスを切って暫く置いておくとうすく茶色に変色してきます。
 こればナスに含まれるポリフェノールが原因です。
 空気に触れて酸化してしまい変色するのです。

 ですので、酸化による変色を防止するためには、 
 切った後は直ぐに水につけましょう!
 空気に触れさせない為です!!

■ナスを切ったら空洞があった!これは何??
 切ったら空洞があるものは空洞果と言います。
 空洞が出来る原因は大根などに出来る鬆(ス)と一緒です。
 水分不足だったり収穫時期が遅くて熟しすぎの場合です。
 でも食べれる事は出来ます。
 ※変色があまりに酷いときは食べすに処分しましょう。

 空洞果と鬆(ス)ってなにか違いがあるのかな??
 今度調べてみます。

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さいごに

茄子に限らず調理しようと思った野菜が
自分が知っている状態と違っていたら、
食べれないと思って捨ててしまいますよね。

実は食べれるのに・・・。もったいない。

味は落ちるものの、調理方法を選べば
おいしくいただけるものもあります。

各野菜の特徴を知って、食材を無駄にせず、
大切にいただきましょう!!

・・・とうものの新鮮な内に食べるのが一番ですよ!!


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