PR

クワガタ幼虫の菌糸ビンで手間いらず。見守る事がポイントです!!

子ども関係
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

男の子が大好きな夏の虫!カブトムシ・クワガタ!

子どもから買ってぇ~とせがまれることはありませんか?昆虫好きでない限りちょっと躊躇してしまいますよね。

私も子供からクワガタの幼虫から育てたいと言われた時、実家でカブトムシの幼虫の飼育を見ていたので手間暇を考えて少し躊躇してしまいました。

しかしクワガタの場合、マットでなくても菌糸ビンで飼育することが出来るのです。

菌糸ビン??

あまり聞いた事がないと思いますのでクワガタ幼虫の菌糸ビンでの育て方を失敗しないためのポイントを含め紹介していきたと思います。

これを読んだらクワガタならかってもいいかな?って思うようになりますよ。

そして、私も子供と一緒に菌糸ビンで何匹も飼育していろいろ失敗しながら学びました。そんな失敗談も少し取り入れながら書いていますので参考にしてくださいね。

スポンサーリンク

クワガタ幼虫の菌糸ビンでの育て方

カブトムシと同じ様にマット(腐葉土)でも飼育することはできますが、場所も手間もそれどほいらない菌糸ビンでの飼育をおすすめします。

温度管理の要らない常温飼育ですとただ菌糸ビンに幼虫を入れて置くだけです。

・・・が、菌糸ビン??なじみのない言葉ですよね。ですので菌糸ビンを簡単に説明してから育て方の説明に入りますね。

菌糸ビンはオガ屑・小麦フスマ・水を混ぜ合わせ熱殺菌した物にきのこ菌を植え培養した物をビンに詰めたものです。

菌糸ビンはマットよりも栄養が豊富なので幼虫の成長もはやく大きく育てられます。巨大クワガタに成長させるには菌糸ビンは欠かせません。

クワガタ幼虫の菌糸ビンでの育て方

①菌糸ビンの中心を少し掘って幼虫を入れる

 菌糸ビンによっては幼虫が入りやすい様に中心が開けているものもありますので、その場合はその穴に幼虫を置きます。

幼虫は自分で潜っていきますので、潜るのを見届けたら蓋をしめて直射日光の当たらない静かな所に置きます。

尚、菌床ブロックを購入して菌糸ビンを自作することもできますが、これはハードルが高いので初心者は素直に菌糸ビンを購入しましょう!

②食痕具合をみながら、菌糸ビンを交換する

菌糸ビンを幼虫をいれて翌日には食痕(白い部分が茶色くなります)を確認できます。

菌糸ビン食痕

菌糸ビンの交換時期は幼虫を入れてから2・3か月くらいです。しかし期間前でも菌糸ビン全体の2/3位が茶色くなってしまったら交換しよう!!

交換する時は、幼虫が外から見えていれば良いですが、見えない場合は幼虫に注意しながら傷つけないように菌糸を掘り起こしていってください。

幼虫は繊細ですから触りすぎに注意です。

③ 蛹室を作ったら成虫になって出てくるまでじっと見守ります。

蛹室作り終え前蛹になったら幼虫は動きませんので、食痕も止まります。

蛹室か外側から確認できれば良いのですが、ビン中心に作られてしまうと菌糸ビンの外からは蛹室が見えないので幼虫が死んだのか蛹室が出来て蛹になりかけているのか判断が難しいところです。

そこは掘り起こしたりしないで成虫になって出てくるのを祈りましょう。

この判断は難しくつい掘ってしまって蛹室を壊して羽化させれなかったり羽化不全で奇形にさせてしまった事が何度かありました。

なのでこの時期は根気強く待ちましょう!!

菌糸ビンの外から羽化が見れて見慣れたクワガタの姿になっていたら掘り出して触ってみたくなると思います。しかし羽化したばかりのクワガタは体が完全に固まっていない為、じっと見守る事が大切です。

成虫となって出てきたら成虫用のケースにマットや止まり木などをいれて鑑賞して楽しみましょう。

菌糸ビン飼育で失敗しないポイントのまとめ

■菌糸ビンの交換時期

  • 幼虫を入れてから2・3か月で交換
  • 菌糸ビン全体の2/3位食べていたら交換
  • カビや虫が発生したら交換

幼虫を不必要に触らない

幼虫は意外とデリケートなのでスレスにも弱いので、幼虫しては入れた菌糸ビンを振ったりしてはいけません。

菌糸ビン交換時も不必要に触ってはいけません。

 

常温飼育でも最低限の温度管理

15℃以下になると冬眠に入ります。動かなるので死んでいると思われがちですがちゃんと生きています。流石にマイナスになってしますと死んでしまう場合もあるので気を付けましょう。

また30℃以上になると幼虫の死亡率が高くなるといわれていますので直射日光の当たらない涼しい所に置きましょう。

蛹室壊さない

蛹室と蛹から羽化するまでのお部屋です。自分のフンなどで周りを固めて綺麗なお部屋を作ります。もしも壊してしまった場合は人工蛹室で羽化させましょう。

そうしなければ羽化不全になる場合があります。幼虫にもう一度蛹室を作る力が残っていればいいですが・・・。

羽化したからと直ぐには触らない

羽化直後は柔らくて体が固まっていません。触りすぎると弱ってしまうので羽化後1か月程度はじっと見守ってあげましょう。クワガタ自身も羽化直後は体を固める為に殆どエサも食べず、ほとんど動きません。

クワガタ自ら動き出すまでじっと我慢して見守りましょう!

日本で育てやすいクワガタ

クワガタでのさまざまな種類があり温度管理が必要な場合は少し手間がかかってきます。

特に熱帯地方に生息しているクワガタを飼育する場合は1年中ヒーターなどを使って一定の温度を保たなければなりません。

私の知り合いでは1室を動物部屋にして常に23度くらいを保っているらしいです。これは初心者には難しいので、初心者でも育てやすい温度調節が要らない常温飼育のできる国産クワガタを紹介します。

※名前をクリックすると各クワガタのWikipediaのページに飛びます。

オオクワガタ

出典:Wikipedia 作者:keusju

オオクワガタは意外と丈夫で飼育方法や商品も確立されており、初心者が飼育するに適しているクワガタです。

黒光りしていてとてもカッコよい!

ヒラタクワガタ

ヒラタクワガタ
出典:Wikipedia 作者:Kinokoekuwagata

クワガタの中でも最大級の大きさを誇るのがヒラタクワガです。体がヘラべったいからヒラタクワガタと名付けられたとか・・・。

ノコギリクワガタ

出典:Wikipedia 作者:keusju

赤褐色で大あごが特徴的なのがノコギリクワガタです。他のクワガタに比べてスリムなのも特徴ですね。

ただ、ノコギリクワガタの幼虫は菌糸ビンでの飼育でも可能ですが、湿気を好むのでマット飼育の方が適しているという方もいます。

■ミヤマクワガタ

ミヤマクワガタ
出典:Wikipedia 作者:Kinokoekuwagata

頭に冠状突起があるのが最大の特徴です。

顎のちからも強いので交尾時以外は個別で飼育することをお勧めします。

遊びでクワガタ同士で対決させたらミヤマがギラファの足をちぎってしまいました。

コクワガタ

コクワガタ
出典:Wikipedia 作者:Σ64

頭が平らで体がスリム(細長い)のが特徴です。

コクワガタという名前なので小さいクワガタをイメージしてしまうかもしれませんが、中型(2~5cm位)のクワガタになります。

※簡単な特徴を紹介していますが、全てオスの特徴になります。どうしてもオスのほうがカッコよくて男の子には好まれます。

クワガタ幼虫・菌糸ビンの入手方法

さーて、いざ飼育してみようと思ってもどこで幼虫や菌糸ビンを入手できるのだろうと悩む方もいると思います。

カブトムシやクワガタは人からのもらい物で飼い始める事が多いと思います。それから興味をもって自分で採取したりして飼うこともあるでしょう。

でもカブトムシやクワガタは夜か朝方に動くので採取しようと思うと大変です。

家の近くに昆虫ショップがあればそこで購入することもできますし、ホントに今の時代は便利です。通販でも買えます。幼虫だって通販で飼えてします。

私がよく購入するショップを紹介しますので、もし大阪にお住まいで実際にお店に行ってみるのも楽しいですよ!!

インセクトショップ『グローバル』

営業時間:平日14:00~20:00 土・日・祝:12:00~20:00

定休日:毎週月曜日 第2・第4火曜日

通販もしていますが私は家が近いのでお店に直接買いに行きます。

お店もきれいで品ぞろえも多いと思います。そして菌糸ビンがお手頃な値段で購入することができます。

NESiA (ネシア)

営業時間:12:00~20:00

定休日:毎週木曜日

大阪池田にある昆虫ショップです。お店自体はちょっと狭いです。

前に行ったときは昆虫くじがあって500円/回くらいだったと思います。1等何かの成虫だったと思います。子供がしたらニジイロクワガタの幼虫が当たりました!!今もやっているのかな??ネット通販では行われているみたいですよ!!

カブトムシ用品通販 クワガタ天国

通販で買うならこのお店がおすすめです。

菌糸ビンを購入時には丁寧な説明書までついていましたよ。

それにお試しで飼育してみたい人の為に幼虫と菌糸ビンがセット売られています。

今年はオオクワガタとニジイロクワガタの幼虫と菌糸ビンセットを購入しました。

クワガタ菌糸ビンのまとめ

成虫を買って楽しむのありですが、幼虫から育てたら可愛さ倍増ですよ。

それに子どもと一緒に育てたら子供にも勉強になりますし、夏休みの自由研修の題材にもなるのではないでしょうか??

実際にクワガタを幼虫から飼育してそれほど手間が掛からないことも分かりました。必要なのはじっと見守る事です。

是非、皆さんも幼虫からの飼育に挑戦してみてください!!

勿論、成虫になってからはエサや霧吹き(湿気を与ええる為)は忘れないでください。成虫になってからの方が楽しめる分手間が掛かりますよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました