皆さんもこんな経験ありませんか??きゅうりを切ったら中に空洞が出来ていたことが、、、。
きゅうりを切ったら中心部に空洞ができていたけど、食べても大丈夫なのかな?
結論から言いうと食べても大丈夫ですよ!
実は、何も知らなかった私は気持ちが気持ちが悪かったので空洞の正体を知るまでは捨てていました。しかーし!お待ち下さい!捨てなくても大丈夫です。食べられるんですよ!
そこで今回はきゅうりの空洞の正体を説明します。
きゅうりの空洞の正体は?
早速空洞の正体を見ていきましょう。
そして、なぜ空洞ができてしまうかを説明してきます。
きゅうりの空洞の正体
きゅうりにできる空洞は病気でも虫食いでもありません。
果実にできる生理的障害で栽培環境によって果肉が肥大化せずに隙間ができてしまうことです。
空洞ができてしまう原因は次項で詳しく説明しますが、きゅうりだけではなく、トマトやイチゴ・スイカなどにも起こる現象なんですよ。
空洞ができてしまう現象を【空洞果】と言いますよ!
【化】ではなくて【果】なんですね!
きゅうりに空洞が出来る原因
きゅうりの空洞の正体は【空洞果】という事が分かったところで、次はその原因を説明してきます。
この空洞果の原因は次の2点です。
【空洞の原因】
- 水分不足
- ホウ素欠乏
もう少し詳しく説明しますね。
原因①水分不足
きゅうりの殆どが水分です。そしてな夏野菜で高温期に栽培されるので、水分不足で乾燥し成長が低下し空洞果になる場合があります。
原因②ホウ素欠乏
きゅうりの成長にはホウ素が必要で欠乏すると空洞果が起こります。
しかしながら、水道水にはホウ素が微量ながら含まれているため、水道水で栽培している場合はホウ素の欠乏は考えにくくなります。
空洞果したきゅうりは食べれるのか?
空洞果したきゅうりは病気でもありませんので食べる事ができます。
しかし、空洞果していないきゅうりと比べると味や食感はどうでしょうか??
空洞果したきゅうりはおいしい?
空洞果があるきゅうりの味はどうでしょうか?
他の新鮮なきゅうりに比べると、みずみずしさやシャキシャキした感じが劣っている場合があります。
空洞果は乾燥でおこるので、きゅうり特有のみずみずしさや食感がなくなるので、生でそのまま食べるのは避けた方がよいかもしれませんね。
空洞が出来たきゅうりの調理方法
空洞果したきゅうりに少し手間をかけるだけでおいしく食べる事ができます。
漬物・炒め物・煮物に使うといいですよ!
■きゅうりの叩き割り
きゅうりを叩き割ってしまえば空洞もきになりません。
味付けは塩もみして、ダシダとごま油!
■きゅうりの炒め物
ナスときゅうりを炒めて、酒・醤油・みりん・オイスターソースで味を調える。
■きゅうりのお味噌汁
きゅうりの皮は少し硬いので、ピーラーで剥いてしまってもかまいません。
お味噌汁の具としてきゅうりを使用します。
きゅうりを炒めたり煮る!!なんで以外かもしれませんが、案外いけるものです!
皆さんも試してみてくださいね!
新鮮なきゅうりの見分け方
それでは空洞果したきゅうりを購入しない為にも、新鮮なきゅうりの見分け方を紹介しましょう!
ポイントは次の通りです。
- いぼが鋭くてチクチクしている
- 緑色が濃く、ハリがある
- 曲がっておらず、まっすぐで太さが均等
皆さんも経験があると思いますが、きゅうりが古くなってくると表面がいぼの突起もなくなり、しわができて少し柔らかくなってしまいます。
きゅうりの空洞のまとめ
みずみずしくて、シャキッとした食感でサラダや漬物には欠かせないきゅうり!
新鮮なものが一番美味しいですが、空洞果したとしたも食べられない訳ではありません。
料理によって、空洞を全く気にせず食べる事もできます。
空洞があるからと捨てるのではなく、食材を無駄にせず消費してもらいたいです。