暑さ対策（熱中症対策）・紫外線対策には日傘がおすすめ！日傘男子も出没中！！

春先から紫外線が気になり、夏に向けては暑さ対策が必須です。

少し古いデータですが厚生労働省が発表している”熱中症による死亡数”を見ても20年前位から増加しているのが分かります。

熱中症死亡者数がH17だと328人でしたがH30では1,581人となっています。

えっ、5倍！！！驚きです。

そして注目してほしいのが死亡している年齢層です。

H7とH30を比較して40歳位から熱中症死亡増加率が高くなっています。

えっ、私の年代ではありませんか！！！私ももうそろそろ暑さ対策は必要だと思えてきました。

私はまだまだ大丈夫と思っていても体力の衰えは感じますからね。

そこで今回は春先からよく見かける紫外線対策・暑さ対策アイテム”日傘”について調べてみました。

この記事を読んだら日傘を使わなくては・・・・・って思うかも！！

日傘の機能と効果
1. 紫外線対策
2. 暑さ対策（熱中症対策）
日傘男子について
1. 日傘男子広め隊について
2. 日傘男子への抵抗感
おすすめの日傘
最後に

日傘の機能と効果

日傘を持つことで手が塞がってしまったり、男性の方なら人の目が気になるなど日傘を使う事に抵抗があると言う方は多いと思います。

しかし、実際に日傘を使っている方なら既に日傘の効果を実感しているのはないでしょうか？

実際に私の周りで肌が綺麗だなと思う人は私が知っている範囲では全員日傘を使用しています。やはりお肌を気にする人は紫外線に敏感なんですね。

また、暑さ対策についても環境省から日傘使用推進をされているのですから、暑さ対策の効果が確認されている証拠です。

そんな日傘の紫外線対策と暑さ対策について紹介したいと思います。

紫外線対策

お肌の敵・女性の敵！紫外線から守ってくれます。

紫外線は皮膚でビタミンDを生成するのに必要なので一定の量は必要です。が・・・何事も”過ぎ”は問題で紫外線も浴びすぎると健康に影響が出てくる場合があります。

日焼け
皮膚の老化（シミ・シワ）
皮膚がん
白内障
紫外線角膜炎（雪目）
免疫力低下

環境省から紫外線による健康影響が詳しく報告されているので気になる方は➡➡➡で確認してみてくださいね。

日傘の色や素材でも紫外線透過率も違ってきます。色なら黒が一番紫外線透過率が低く色が薄くなっていくほど高くなります。なので透過率が一番低い黒がよいということになりますね。素材はポリエステルが紫外線対策効果が一番高くなります。

尚、日傘にUV加工がされている場合は色によって効果の違いはほぼ無いようです。

また、内側の色にも注意が必要です。地面からの照り返しで、日傘内で乱反射が起こりやすいので紫外線が反射しやすい白は避けた方が良いです。

美肌を保つためには、こんな些細な事も注意しなければならないなんて女性は大変ですね。

暑さ対策（熱中症対策）

近年の猛暑により熱中症が増え、熱中症対策が至る所で施されています。

環境省からも日傘の活用の促進がされていました。行政からも推進される程ですから日傘に効果がある事が分かります。

では具体的にどのくらいの効果があるのでしょうか？

遮光・遮熱効果の高い日傘は体感温度がマイナス10℃の効果があると言われています。

この数字だけ聞くと凄いですよね！！

環境省のHPでも報道発表資料の中から日傘効果について書かれていましたので紹介します。

（１）暑さ指数の低減効果
昨年度、九都県市と連携して行った「日傘無料貸出イベント」での暑さ指数（WBGT）の測定では、日向に比べて１～３℃程度のWBGT低減効果がありました。例えば、千葉市動物公園では日傘をさした場合、WBGT測定値が３℃下がり、熱中症警戒レベルが１段階下がっていました。（参考１）
（２）人の熱ストレスの低減効果
今年度、人工気象室（気温30℃、湿度50％、日射量1.2kW/㎡、風速0.5m/s）で15分間の歩行運動を２回、男性６名により帽子のみをかぶった場合と日射を99％以上カットする日傘を使った場合との比較を行った結果、汗の量が約17％減ることが分かりました。（参考２）
また、平成23年度に環境省が行ったヒートアイランド現象に対する適応策の効果調査でも、上着を着用して歩行するケースに比べ、上着を着用しないクールビズを実施するケースの熱ストレスは約11％低減し、さらに日傘を併用すると合計約20％低減できること、街路樹がないケースで日傘を差す効果は、10ｍ間隔で街路樹を形成する効果に匹敵すること等、熱ストレスの観点からは男女問わず日傘を活用することが望ましいことが判明しました。（参考３）
環境省HP

日傘男子について

最近になって日傘男子という言葉を聞くことがあると思います。意味は字のままで暑さ対策で日傘を使用してる男性を表しています。

日傘と言ったら女性のアイテムっていうイメージがありますよね。でも、近年の猛暑の暑さ対策として日傘が推奨されるようになって男性への日傘普及活動も広がってきました。

まだまだ日傘男子の人口は少ないですが、温暖化で猛暑が続いてくるのであれば徐々に日傘男子も増加していくのはないでしょうか？

時代と共に女性アイテムだった日傘も男女共有のアイテムとなる日も近いですね。

いや日傘男子という言葉ば生まれた時点で共有のアイテムになりましたね！！

日傘男子広め隊について

男性への日傘普及活動で紹介したいのが埼玉県の【日傘男子広め隊】です。

【日傘男子広め隊】はH27に埼玉県職員で結成され男性にも日傘の使用を促進しようという活動を行っています。

確かに、男性が日傘を使用するイメージは無いですよね。逆に引かれるかもって思ってしまうかもしれません。

でもこのように行政が率先して普及活動を行っていたら皆の意識も変わっていくと思います。

実際に結成年度のH29年度は埼玉県庁環境部の男性職員が率先行動として自ら通勤時や出張時等に日傘をさす取組を行い、約20名でしたが、H30年度は県庁他部局や市にも協力を呼びかけ、約100名まで拡大されたそうです。

これだけ温暖化で猛暑が続き熱中症が問題になっている時代ですから男性だって日傘で暑さ対策してもおかしくはありません。健康の方が大切ですからね。

日傘男子広め隊の主な取り組み（令和元年）

Twitterでの情報発信（@Saitama_higasa）
百貨店に協力してもらい父の日に日傘を贈ろうキャンペーン
東レと共同企画で日傘を製造し販売　詳細はこちら➡➡

日傘男子への抵抗感

まだまだ普及が進んでいない男性の日傘使用ですが、実際に日傘を使用した人はどのような感想をもっているのでしょうか？？

日傘を使用することに抵抗がある男性は多いと思いますが、埼玉県内市町の男性職員モニターのアンケートで意外な結果を見ることが出来ます。

■日傘に対する抵抗感の変化
試用前は「日傘を使うことに抵抗があった」と回答した人が64％、「抵抗はなかった」と回答した人が36％であった。「抵抗はなかった」とした人のうち68％（26人）は日傘未経験者であり、日傘の効果を体感する以前でも日傘に対する抵抗感のない層がいることがわかった。
試用後。「最初は周囲の目が気になった／抵抗感があったが、使っているうちに気にならなくなった」人が43％、「使う前から抵抗感がなかった」人が36％となり、約8割の人が抵抗感なく日傘を使っていることがわかった。その一方で、使い続けても周囲の目が気になり、抵抗感が消えない人も2割いた。
埼玉県男性用日傘モニター事業におけるアンケート調査結果（令和元年度）

試用後では日傘に抵抗感がない人が約8割！

周りの目が気になると思っている男性陣！！

使ってみたら暑さのストレスも軽減されますし、周りも日傘男子を見たとしても男性陣にも日傘が浸透してきたんだなと思うだけです。

日傘の使用に躊躇しているそこの男子！今年の夏は使用してみては？？

特に営業マン！お客様の所に行くまでに汗だくになる事多いですよね。日傘活用で汗の量が17％も減少されるというデータもあるのですから日傘を活用するしかないですね！！